こんにちは、あっちゃんリリースです。
渋い(しぶい)と苦い(にがい)の言葉の使い分けって難しいですよね。
感覚として苦いとちがうのはわかるけど、
お茶の渋みを言葉にしようとすると難しい。
私もよくお茶を飲んだりします。
このお茶って苦い…。
渋みがあるのも嫌だな…。
この「渋み」ってなんでしょうか?
使い方の違いは何なんだろうか?
あの時は、
「お茶は苦いんだとしか使っていませんでした。」
(渋いという言葉がわからないので使わなかった)
…ということで今回は、
苦い・渋いを使い分け、人に教えれるようになるために、
「苦み・渋みの意味は?」
「苦み・渋みの使い分け方は?」
をまとめてみました。
今まであいまいで使っていた方・今から使う方・
意味を知りたい方は、ぜひお読みい叩ければと思います。
1.苦み(にがみ)とは
苦み(にがみ)とは五基本味の一つの味覚である。
・舌を刺激して、口がゆがむような嫌な味
・不快であるようす
・面白くないようす
・辛くて苦しい感じのこと
2.渋み・渋い(しぶみ・しぶい)とは
・味わい深く、地味である
・柿渋を食べた時のしびれるような味
・動きが滑らかに動かないさま
3.五基本味とは
五基本味=五大基本味
(ごだいきほんあじ)
味覚の基本となる5つの味のこと
味には、科学的刺激を与えるとして、
5つの感覚が存在します。
①甘味(かんみ)
甘いものを食べた時に感じる味
〈甘味の主なもの〉
・サトウキビなどから精製された砂糖
・果物からとれる果糖
・甘味料を使い、人工的に作られたもの
②酸味(さんみ)
すっぱいものを食べた時に感じる味
別の言い方は、すい・すいい味…など
〈酸味の主なもの〉
・梅干し
・レモン
・ヨーグルト
・穀物酢
…など
③塩味(えんみ・しおあじ)
しょっぱいものを食べた時に感じる味
別の言い方は、しょっぱい・塩辛い…など
〈塩味の主なもの〉
・食塩(塩化ナトリウム)
④苦味(にがみ)
舌を刺激して、口がゆがむような嫌な味
苦い度合い
〈苦みの主なもの〉
・ゴーヤ
・コーヒー
・秋刀魚(さんま)
…など
⑤旨味(うまみ)
美味しいものを食べた時に感じる味
うまい度合い
〈旨味の主なもの〉
・アミノ酸
・核酸構成物質
・有機酸などの物質
…など
その他の味覚としては、
「辛味」「渋味」「えぐ味」…などがあります。
化学的に刺激を与える味と皮膚感覚が一緒になったものです。
4.苦みが味わえる食べ物
身近で『苦み』を味わえる食べ物はたくさんあります。
①ゴーヤ
②コーヒー
③秋刀魚(さんま)
…などがあります。
5.渋みが味わえる食べ物
身近で『渋み』の味わえる食べ物は意外と少ない。
知り合いから、キシキシするような味
と聞いたことがあります。
①柿
②赤ワイン
…などがあります。
6.渋みと苦みを両方感じれるもの
①お茶
渋柿の渋みほど強烈でなく、
苦みの中に渋みも感じられるものです。
まとめ
長くなりましたが、
感覚として苦いを言葉にするのはわかるけど、
渋みを言葉にしようとすると難しいですよね。
・苦い食べ物
ゴーヤ、コーヒー、秋刀魚…など
・渋い食べ物
柿、赤ワイン…など
があることがわかりましたね。
お茶などを飲む方、苦み(にがみ)や
渋み(しぶみ)がわからなかった方に
少しでもお役に立てたら幸いです。
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